2016年08月02日

2016年8月2日 撮影9日目

場所:日本映画大学 白山校舎
時間:9:30〜17:00

午前中は残り最後の1シーンのリハーサルを体育館をお借りして行いました。ロケ先の建物の壁の位置を原寸大で養生テープを使って床に書いていって、その線を頼りに芝居を決めていきました。決めた芝居を元に監督が決めたカット割りは44カット。17年間やってきて、一番カットの多いシーンとなりました。明日、明後日の2日間でこれを撮ることになりますが、撮影場所の許諾時間や準備時間を考えると、概ね、12分で1カットを撮っていかないと間に合わないペース。今までは20分に1カットのペースだったので、撮り切れるのかちょっと危ない状況になってきました。
さらには、明後日8月4日にはエキストラも必要なのですが、想定通りに集まらず苦戦している模様……。

午後からは俳優陣のサウンドオンリーの録音。本来であればアフレコをする想定だったのですが、俳優の1人がクランクアップ直後から合宿に行くことになってしまい、アフレコが出来ないのでアフレコをする想定だったシーンのやり取りを全て音だけ先に録音することにしました。
とは言え、アフレコルームとは違って通常の教室のため、空調は止めないと風切り音が入る、飛行機が飛んで来ると一旦録音は中断する、そんな悪条件のもとでの録音となりました。暑さのあまり休憩を入れながらの録音となりました。

その後、ポスター・チラシ用の写真撮影。7月27日にも仮押さえのものを幾つか撮影したのですが、場面写真など別のものも抑えておきたく撮影となりました。

最後に明日、明後日の撮影のための用具類を機材車に積み込んで完了。お疲れ様でした。
posted by シネマウマJr at 21:10| 日記

2016年08月01日

2016年8月1日 撮影8日目

場所:日本映画大学 白山校舎
時間:8:00〜18:00

22カットある山場のシーンの撮影。主要キャストが全て出る上、3.5ページあるシーンのため、カット数が多くなりました。隣室にエアコンがあるものの撮影場所自体はエアコンがなく、パルサー照明を2灯点灯させての撮影だったので、徐々に気温も上昇。隣室から業務用扇風機を回して冷風を送りながらの撮影となりました。
特に1人は衣装が着物だったため、首周りに保冷剤を巻いたりして、屋内ながら熱中症にならないよう対策を取りながらの撮影でした。切り返しも多く、カットごとに照明もばれない位置を探しながら、動かしながら。
久しぶりにワークショップに戻ってきた中2の参加者が初日から無欠席の中1の参加者にやることを教わりながら作業を進めていました。年上が年下から教わる光景。このワークショップだと当たり前のように見られます。

12時30分ごろにお昼休み休憩。お昼休みには衣装を着たまま昼食を取りながら夏休みの宿題をこなすという、忙しい状況も。中学生は何かと忙しいようです。

午後も同じシーンの撮影。移動撮影のために久しぶりに台車も登場。長時間の撮影のため着物も着崩れて来たりしたので、時々着付け直し。ちなみに、着付けをやっていたのも中学生自身ですよ。ゼミで登校していた映画大学生も気になったのか時々見に来たりしていました。

本日中に撮りきれないのではないかと危ぶまれたこのシーンも撮りきって、残りは1シーンに。ただし、5ページ以上ある重い重い1シーンです。スケジュールとしてはは明日、最後の1シーンのリハーサル、明後日、明々後日でその1シーンを撮影するということを確認しました。

18時解散。解散後一部の人は最後の1シーンで使用する小道具・衣装の確認を、また監督などは本日撮影分のラッシュを行いました。
posted by シネマウマJr at 22:56| 日記