昨日、作業途中だったそれぞれの作業の続きです。
アフレコ/フォーリー班は、昨日欠席した主役がアフレコ挑戦です!
セリフは、主人公が自分のそばで悪口を言われ、その場を走り去る時に言う「もう、ムリ!」という一言。
字数にしてたった4文字の言葉ですが、言い方によっては、当初想定していた主人公の気持ちとはかけ離れた映像になってしまいます。絶妙に言うため、録音してはダメ出し…というのを何度も繰り返していました。(最終的にOKを出すのは、別のジュニアたちです)
音を収録する部屋(セリフを言う人だけが入る部屋)は、風の音やモーター音が入らないように冷房が切られています。だんだん暑くなっていく部屋で集中力も徐々に薄れていく中、何が絶妙な言い方なのかがわからない状態に陥っていました。録音指導の講師からのアドバイスももらいながら、やっとの思いでOKになったときには、本当に「もう、ムリ!」っていう状態になっていました…
さて、一方の音楽班と効果音班は昨日に引き続き選曲作業です。
こちらは各々孤独な戦いが続いていましたが、午後、それぞれが選曲した効果音と音楽の候補を、映像に合わせて絞っていく作業をすることになりました。
例えば、蝉の音でもいろいろ種類がありますし、本当に映像に合っているか、合わせたときに違和感がないかを考えます。
蝉の音「ジリジリジリジリジリジリジリ……」
ジュニア「なんかコレ、何かがパワーチャージしてる音みたい」
講師「たしかに、パワーチャージだな…」
ジュニア「じゃあ、これナシで」
といった具合に、これまた地道な作業の繰り返しです。
そんな作業ををしていたら、アフレコ/フォーリー班が作業を終えて合流しました。
ところが、自分が担当した作業以外は騒いでしまって、怒られることも多々ありました。
明日は、ダビングと言って、選曲した音を最終的に合わせていくという最終作業です。なので、今日中に音の候補を選びきらねばなりません。時間も迫っていたこともあることと、この場のノリで諸々決めていたようです。これでいいのか…?
明日の作業へ続く…
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