ジュニア映画制作ワークショップ活動日誌

場所：日本映画大学 白山校舎
時間：8:00〜17:00

撮影開始から早くも一週間が経ちました。今日はメインキャストが集うシーンの撮影。演じる上でも、カメラや照明など技術的にも難しいシーンに臨みました。

複数のキャストにそれぞれ台詞があり、動きもあるシーンの撮影だったため、監督、カメラマン、キャストともにお互いに協力して進めることが何より大事な今日でした。何度もテストしたのに、出演者の歩くスピードや台詞、カメラの動きがなかなかバッチリ決まらず、何度もリテイクを重ねたカットもありました。
今日の撮影では、衣装や美術にこだわったシーンもありました。中学生自らが友や家族、スタッフから借りた衣装のあれこれは上映会の日までどうぞお楽しみに。

夜の学校を想定していたため、昨日に引き続き、スタッフが窓全体に暗幕を張りました。撮影は正午過ぎにおこなわれたため、廊下からどうしても漏れてしまう日光を遮るために、暗幕をとにかく張りまくり、時にはおとなのボランティアスタッフが手持ちで暗幕を持って中学生の撮影をサポートしました。

中学生もおとなもみんなバテ気味ではありましたが、最後までがんばりました。撮影後は今日撮ったシーンのラッシュをみんなでチェック。大きなモニターで見てはじめて気づくことが色々ありました。人影の写り込みなど、あっ！とみんなが同時に焦るカットも発見してしまいました。本番ではしっかり見て、音を聞いて撮影しているつもりでも、なかなか気づかないこともありますね。
予定通りのシーンを撮り終え、明日は久しぶりの撮休です！
中学生にはゆっくり休養していただき、残り4日間の撮影にまた新たな気持ちで臨んでもらえたらと思います。